ま、今更シュランツがテクノ界隈で置かれているポジションとか
どういう音楽かっつーのは
いろんな人が語っているんでスルー。
(まあ、wikipediaのシュランツの項とか参照ください。
あの文章僕もちょっといじったりしてます。)
やるところまでやっちゃってて発展性が無いとか、
ガバと同じだとか色々見ますがそれは違うと思う。
前者に関して言えば、まあ、仮にそうだとして、何でもそうですが
むしろそれが「スタート」な感じが個人的にはします。
フラッフラになりながらも繰り出されるフルネルソンっつーか。
意識ブッ飛んでからが面白いじゃないですか、プロレスとか。
後者に関してはそう言っている人が
まあガバを良く知らないって言うパターンが多くて
ハードで速い→ガバ!みたいな短絡的発想で何だかな、と。
まあ、影響受けているトラックもあるだろうけど、
(僕もガバで育った方ですが)手法とか発想とか影響受けているところとか
まあ色々違うと思います。
もし似てるとすればどちらかと言えばHIP HOPだよね。
欧州の現場の実情はよくわからないんで推測ですけど
ガバもシュランツも向こうのキッヅにとっての
HIP HOPなんだろうなーって言う感じがする。
まあ、そう言う文脈でものすごい省略が後者の言葉にあるなら
その場合はどうもすいません。
で、最近のこの国でシュランツで括られている音楽
(向こうでは「ハードテクノ」って言うんでしょうけど)
を聴いてて思うのは
随分と多様化してきたなと言うこと。
ハードミニマルっぽいものはもちろん、サイケデリックっぽいもの、
アシッドっぽいもの、シャッフルしてるものなどなど・・・
クリエータも他のジャンルほどじゃないけど結構いるんじゃないかなあ。
面白いなあ。
元祖ドイツは大雑把に分けると3グループくらいある印象だし、
東欧も東欧で面白い人がモリモリ出てきてる。
もうホントにモリモリっていう表現がぴったりなくらいモリモリ。
特にハンガリーね。アツい。
で、西に目を向けるとフランスが一番オシャレで
エレクトロとハードをうまく融合したりしていて。
一番クリエータの年齢層が高いのがフランス。
しかし、フランス人のこのセンスってすごいと思う。
他のハードめの音楽・・・例えば
ガバにしてもブレイクコアにしても何だろう、
オシャレなんだよね。言葉のせいだろうか?
スペインはビアジョッキ片手にシュランツしているグループと
腕中タトゥっす!みたいなグループが
あってウけるし。イタリアも面白い。
ヨーロッパから南米に目を移すと
ブラジルはハードで悪すぎてもう何かわけわかんないし、
ベネズエラとかその辺にも面白いクリエータいるし。
と言うわけで、僕、こういう音楽が大好きみたいです。
友達にもよく「おまえアホだなあ」
って言われます。
でも、それでいいと思います。
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