2008/12/11

006 : Cops, Pigs, Murderers

思えば、10年前、自分が大学に入学したあたりも物凄い不景気で
当時、北海道に住んでいたけれど、地元の大手銀行を始め、
道内の企業がばっかばか潰れていった記憶がある。
試される大地。

まあ、色々試されてた。

リストラリストラリストラ、自殺自殺自殺。
そんな感じだった。

とにかく、何だか知らないけれど閉塞感だけが街中に漂っていて、
当時の俺は学生のクセに
何だか何かしなきゃいけない気分になったりして、
マルクスを読んだり、経済史の本を読んだりして、
このブルジョアジーめ!
ってな具合でわけわからない気分に浸ってた。
革命が起こると信じていた世間知らずな世紀末夏。

☆ ☆ ☆

ここ最近の不景気っぷりは働くようになったからなのか
随分と身近に感じる。
そして、色んなジャンルと国とのクロスオーヴァ、
なんだか酷く先の見えない感じが強すぎて気が滅入る。
何だか10年前の不景気と明らかに質が違うよな、とか何とか。

ギリシャの暴動は何かの予兆な気がしてならない。

Cops, Pigs, Murderers

きっかけはパンクスの投石に対する
ポリスの過剰な―射殺―と言う反応だったわけだけど
きっかけなんかどこにでも転がっていそうなこの感じ、
この何とも言えないモヤモヤ感がなぁ。

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